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2014年3月4日火曜日

Nexus7で「野菊の墓」を読む

ここ数日晴れたり雪が降ったりとはっきりしない天気です。気温も低く少し冬に逆戻りしたような天気が続きています。
春は順調には進みませんね、今年も、我が人生のよう。

Nexus7を購入してから数ヶ月、利用の仕方は一般的な利用方法とあまり変わりません。
画面が7インチですので読書をするのに適しています。

Nexus7の縦長画面ですので新書版の本を読んでいると思えばわかりやすいです。
画像は、「野菊の墓」の最後の場面のスクリーンショットです。

私がこの本を読んだのは高校生の頃ですから、本の内容の記憶が殆ど無く、ヒロインの民子くらいしか思い出せません。小説の文頭で「矢切の渡し」などの地名が出てきて本当に懐かしく感じました。

「民子は余儀なき結婚をして遂に世を去り、僕は余儀なき結婚をして長らえている。民子は僕の写真と僕の手紙とを胸に離さず持って居よう。幽明遥けく隔つとも僕の心は一日も民子の上を去らぬ。」、というのが最後の一節です。この内容は小説だからこんなものと思いますが、私には割り切れない内容にもなっています。

この小説は青空文庫という著作権フリーとなった本を電子化している出版物の中の一つです。
リーダーは、i文庫というアプリケーションを使用しています。有料アプリですが、文字の大きさが細かくできる設定できますので便利で使用しています。

青空文庫は、端末とアプリを揃えてしまえばその後の費用はかかりません。電子化の作業はボランティアだそうですので立派の一言です。私はこの青空文庫とウィキペディアを日常的に利用させて頂いていますので、心から感謝しています。

皆さんも機会がありましたらご利用ください。

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