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2017年7月3日月曜日

シャラ(夏椿)が開花

シャラ(夏椿)が開花しました。
庭を作る時、シンボルツリーになるよう最初に植えた花木です。
2・3年間は木に元気がなく花は咲きませんでした。その後、黒カビ病が出て市販の殺菌剤を散布したのですが効き目がなく枯死する寸前でした。
昨年の春、農業用に使用されているベノミルという殺菌剤を調合して散布した所、効果が出て今年の春には黒カビ病がほとんど消えました。本格的な農薬は効き目が強いことを実感しました。病気が根絶できたことで木の勢いが出て開花に至りました。


この花を見ると平家物語の一節を思い出します。私は古文を勉強する意味が理解できず、古文の事は何一つ覚えていないのですが、この平家物語の冒頭部分だけ何故か覚えています。

祇園精舎の鐘の声、諸行無常の響きあり。沙羅双樹の花の色、盛者必衰の理をあらわす。おごれる人も久しからず、ただ春の夜の夢のごとし。たけき者も遂にはほろびぬ、ひとえに風の前の塵に同じ。

沙羅双樹の花と今咲いているシャラとは異なる花なのですが、多分似ている花なのだと思います。




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