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2011年1月26日水曜日

村上春樹の小説1Q84を読む

本日のワンショット
ローズマリーの花が咲きました。
アロマのようにもなりますし、カレーに入れてもいい便利なハーブです。
















小説1Q84をようやく読了しました。
天吾と青豆がようやく幸せになるような予感がしてホッとする私です。
















新潮社が出版してる「考える人」とう雑誌に村上春樹ロングインタビューという記事が掲載されています。この中に気になるところがありますので転載します。
















●がQ ○が村上春樹さんの発言
●1Q84のBOOK4(1月-3月)はあるのか。
○・・・・・「1Q84」のBOOK4なりBOOK0なりがあるかどうかは、いまの僕にも何ともいえない。ただ、いまの段階で言えるのは、あの前にも物語はあるし、あのあとにも物語はあるということです。その物語は僕の中に漠然とではあるけれど受胎されています。つまり続編を書く可能性はまったくないとは言えないということです。(56頁上段)

早く続編を出版してほしいですね。

もう一つは村上春樹文学の根底になっているもの。
○「1Q84」では、僕なりの総合小説をかきかたかったという話をまえにもはなしたことがあるけれど、目指すものとして、そのいちばん大きな下敷きになっているのはドストエフスキーですね。<中略>総合小説という言葉を聞いて最初に思い浮かぶのは、「悪霊」であり「カラマーゾフの兄弟」です。それは僕の到達点-到達できないかもしれないけれど-そこに向かって進んでいくための北極星みたいな定点です。(52頁中段)

ドストエフスキーの小説は私もいくつか読んでいますけれどもなかなか難解です。特に「白痴」が難解な小説で、私は今も理解できていません。
村上春樹さんは、権威や制度にしばられないで自由に小説を書いているようです。このあたりも村上春樹さんの小説の面白さかもしれません。

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